アメリカ西海岸ロサンゼルスへ短期留学で行ったときのことです。10代後半でコンテンツマーケティングを学びたくて初心者向けの解説記事をよみあさっていた私と友人(日本人)は観光を楽しんでいました。 ロサンゼルスのディズニーランドに行った時のこと、人気アトラクションの列に並んで、キャッキャと日本語ではしゃぎながら順番待ちをしていました。
するとすぐ後ろに並んでいた20代くらいのアメリカ人女性二人組が、私に向けるようにしゃべり始めました。私はほとんど片言しか英語は理解できないのですが、その人たちが話しているのは私の悪口だと思いました。声の高さを変えて“ホップホップ”と言ってみたり、 笑い声を立てたり。やはりアジア人はからかわれるのかな、って思いシュンとしていると、それに気がついた友人が体調が悪いのか?と聞いてきました。
友人は私よりも英語が堪能だったので彼女らの会話を理解できていたでしょう。思ったことを伝えると、「悪口は言っていない。ただあなたのヘアスタイルをいじっている」と言いました。ロングヘアを二つに分けて高い位置で結んでいた背の小さな私を、うさぎのようだと言っていたそうです。
「ホップ」はうさぎがはねるときの擬音だとか。アメリカ=差別の国なんて勝手に被害妄想し、新たな友達を作る機会を逃してしまったことを反省しています。